Let's Encrypt on さくらのレンタルサーバー

お知らせ 2017年10月10日

2017年10月17日よりさくらインターネット「さくらのレンタルサーバ」にて「Let's Encrypt」のSSLがコントロールパネルより発行/設定できるようになるとのことです。

お知らせ

このまとめは2016年4月時点の内容になります。
Let's Encrypt が正式版になったことで仕様・動作変更があり、正常に動作しないことを確認しておりますのでご了承ください。

目次

  1. Let's Encrypt on さくらのレンタルサーバー
  2. Let's Encryptを使うための準備
  3. SSL証明書を取得
  4. SSL証明書をサーバーにインストール
  5. APPENDIX

はじめに

Let's EncryptのSSLをさくらインターネットのレンタルサーバーで使えるようにしてみよう。と、いうお話です。

他の共用サーバーでも参考になれば幸いです。

参考サイト

うちのサイトでSSLを導入する際に参考にさせていただきました。

SSLを適用するサーバー

さくらインターネット レンタルサーバー

対応プラン

独自SSL[SNI SSL(ネームベース)]が使えるプランのみ対応します。

  • スタンダード
  • プレミアム
  • ビジネス
  • ビジネスプロ

SSL証明書の取得用端末

さくらインターネットのレンタルサーバではroot権限が使えません。
そのため、Let's EncryptのSSL証明書取得には専用のLinux端末が必要です。

このためにわざわざLinux用物理マシンを1台用意するのはとても面倒な話なので、VMWareなどの仮想マシンを使ってインストールしてしまいましょう。

うちでは以下のディストリビューションのLinuxを使いました。

  • Vine Linux 6.3

インストール構成は以下のとおりです。
GUI環境は別に必要無いと思いますが、一応。

  • 基本構成
  • Xウィンドウシステム
  • GNOMEデスクトップ環境

OSインストール後はちゃんとアップデートをして再起動しておきましょう。(お約束)

# apt-get update
# apt-get upgrade

次のステップ

  1. Let's Encryptを使うための準備
スポンサードリンク