Let's Encryptを使うための準備

目次

  1. Let's Encrypt on さくらのレンタルサーバー
  2. Let's Encryptを使うための準備
  3. SSL証明書を取得
  4. SSL証明書をサーバーにインストール
  5. APPENDIX

必要なパッケージをインストール

基本的にはapt-getでインストールしてしまいましょう。

1. python27

Python2.7。
初期インストールされているPython2.6では対応していないようです。
一応関連するパッケージはすべてインストールします。

# apt-get install python27*

2. git

Let's Encryptをダウンロードするために必要です。

# apt-get install git

3. その他パッケージ

  • python-virtualenv
  • libffi-devel
  • dialog
  • openssl-devel

"Augeas" 手動インストール

"Augeas"というパッケージはVineLinuxには無いようです。
ソースをダウンロードして手動インストールする必要がありますが、その前に以下のパッケージをインストールしておきます。

  • readline-devel
  • libxml2-devel

次に以下の手順で"augeas"をインストールします。

# wget http://download.augeas.net/augeas-1.4.0.tar.gz
# tar xvzf augeas-1.4.0.tar.gz
# cd augeas-1.4.0
# ./configure -prefix=/usr
# make
# make install
# ldconfig
# ldconfig -p | grep libaugeas

Let's Encryptクライアントをダウンロード

gitコマンドでLet's Encryptクライアントをダウンロードします。

# git clone https://github.com/letsencrypt/letsencrypt

ダウンロードが完了したら"letsencrypt"ディレクトリができています。

# cd letsencrypt

動作確認

Let's Encryptクライアントが動作する環境を満たしているか確認します。

# ./letsencrypt-auto --help

エラーが出なければ準備完了です。

次のステップ

  1. SSL証明書を取得
スポンサードリンク